TIME関数を使って時間情報を効率的に作成するテクニック

時間関数

2023.04.202023.04.10

TIME関数を使って時間情報を効率的に作成するテクニック

TIME関数はExcelで時間形式のデータを作成するために使用されます。時間形式で入力された数字は、時間や分、秒の値を抽出したり加算したりして分析することが可能です。本記事では、 ExcelのTIME関数の基本的な使い方をご紹介します。

TIME関数の概要

TIME関数は、時間形式のデータを、時（hour）、分（minute）、秒（second）に分割し、それらを加算して時間形式のデータを作成するExcel関数です。引数として時間を入力すると、時間データが作成できるため、時間の計算を行う時に便利な関数です。

TIME関数の基本的な使い方は次のようになります。

TIME関数の式は次のようになります。

  =TIME(時, 分, 秒)

例えば、時、分、秒をそれぞれ13,45,30として時間を指定したい場合、TIME関数を次のように書きます。

  =TIME(13,45,30)

実行すると、次の結果となります。

  13:45:30

TIME関数を使って、セル内に記入された時、分、秒を自動で計算する方法を紹介します。

例えば、A列に時間、B列に分、C列に秒が入力されており、それぞれのセル内の情報を組み合わせて時間形式のデータをD列に表示したい場合、D1セルに次の式を入力します。

=TIME(A1, B1, C1)

D1セルに、A1セルの時間、B1セルの分、C1セルの秒を組み合わせた時間形式のデータが表示されます。同様に、D列の他のセルにもこの式を適用することで、複数のセルの時間情報を一括で変換できます。

ExcelのTIME関数を使って、時間形式のデータを効率的に作成できます。基本的な使い方と応用例を理解し、時間情報の作成や分析に役立ててください。