ExcelでDMAX・DMIN関数を使いデータベースから最大・最小値を効率的に検索
Excel関数のDMAXとDMIN関数はデータベース内で最大・最小の値を検索するために使われます。それぞれ関数の使い方は非常に似ていますが、最大値を検索するDMAX関数と最小値を検索するDMIN関数は別々の関数となります。
DMAX関数
DMAX関数は指定されたフィールド内から最大値を検索します。次のような引数を取ります。
- データベース:データベース内のデータを表す式
- フィールド:データの検索条件を指定する
- クライテリア:検索したいデータを絞り込む条件を指定する
DMAX関数の使用例
例えば、下記のようなデータベースがあるとします。
氏名 年齢 性別 田中 30 男 鈴木 25 女 山田 40 男 佐藤 35 女
このデータベースで、男性の最高年齢を検索するには次の式を使用します。
=DMAX(A1:C5, "年齢", E1:F2)
ここで、E1:F2の範囲に以下のクライテリアが入力されているとします。p>
性別 男
この場合、DMAX関数は男性の最高年齢である40を返します。
DMIN関数
DMIN関数はDMAX関数とほぼ同じような引数を取りますが、最小値を検索します。引数は次のようになります。
- データベース:データベース内のデータを表す式
- フィールド:データの検索条件を指定する
- クライテリア:検索したいデータを絞り込む条件を指定する
DMIN関数の使用例
同じデータベースで、女性の最低年齢を検索するには次の式を使用します。
=DMIN(A1:C5, "年齢", E1:F2)
ここで、E1:F2の範囲に以下のクライテリアが入力されているとします。
性別 女
この場合、DMIN関数は女性の最低年齢である25を返します。
まとめ
DMAXとDMIN関数を使うことで簡単にデータベース内の最大・最小値を検索することができます。これらの関数を活用することで、効率的にデータ分析を行うことができます。
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