WORKDAY関数で営業日の計算が驚くほど容易に

Excel WORKDAY関数は、簡単な命令で指定した時間から最初の営業日を計算する関数です。Excel特有の便利な関数で、営業日や休日を指定しながら日付を計算することが可能です。

基本的な使い方

WORKDAY関数を利用する場合は、以下の簡単な3つのステップで実行します。

• 開始日を指定する。
• 指定した日数を指定する。
• 営業日（休日除く）を指定する。

WORKDAY関数の式は以下のようになります。

WORKDAY(開始日, 日数, [営業日])

引数の説明

WORKDAY関数の引数は、開始日、日数、営業日の3つです。

• 開始日： 計算する基準日です。設定できる型は、日付、セル参照、または日付の文字列です。
• 日数： 開始日から何日後を出力するかを指定します。日付は有効な整数でなければなりません。
• 営業日： 休日を設定します。範囲参照や配列が指定できます。指定しない場合は、日曜日と祝日を休日として計算します。

上記の3つの引数を指定することで、指定した開始日から指定した日数の日後（または前）の営業日を取得することが可能です。

実用例

A1セルに「2022/1/1」、A2セルに「10」を入力し、営業日を考慮して計算する場合は以下のようになります。

=WORKDAY(A1, A2)

結果として「2022/1/17」が返されます。10日後の営業日が計算され、土日を除いた日付が表示されます。

休日を考慮した営業日計算

休日も考慮して営業日を計算したい場合、以下のように指定します。

A3セルからA5セルに休日を入力しておき、その範囲を指定してWORKDAY関数を使用します。

=WORKDAY(A1, A2, A3:A5)

この場合、結果として「2022/1/18」が返されます。土日と指定された休日を除いた日付が表示されます。

まとめ

ExcelのWORKDAY関数を使用することで、簡単に営業日を計算することができます。休日を含む複雑な日付計算も、この関数を利用すれば簡単に実行できます。営業日の計算が必要なシーンがあれば、ぜひこの便利な関数を活用してください。