CODEとCHAR、UNICODEで文字コードをマスターしよう
Excel関数を使うと、文字列操作や数値演算など様々な作業を行うことができます。この記事では、ExcelのCODE関数、CHAR関数、そしてUNICODE関数の使い方をご紹介します。
CHAR関数
CHAR関数は、文字コードを指定して文字を取得するための関数です。この関数は、引数として「文字コード」を受け取り、その文字コードが対応する文字を返します。
CHAR関数の基本的な使い方は以下の通りです。
CHAR(文字コード)
CODE関数
CODE関数は、文字を指定して文字コードを取得するための関数です。この関数は、引数として「文字」を受け取り、その文字が対応する文字コードを返します。
CODE関数の基本的な使い方は以下の通りです。
CODE(文字)
UNICODE関数
UNICODE関数は、文字を指定してUnicodeコードポイントを取得するための関数です。この関数は、引数として「文字」を受け取り、その文字が対応するUnicodeコードポイントを返します。
UNICODE関数の基本的な使い方は以下の通りです。
UNICODE(文字)
これらの関数を使いこなすことで、文字コードに関する作業を効率的に行うことができます。
実用例:CODE関数とCHAR関数
以下の例では、CODE関数とCHAR関数を使って、与えられた文字の次の文字を返す方法を示します。
=CHAR(CODE("A") + 1)
この式では、まず”A”の文字コードをCODE関数で取得し、その値に1を加えます。次に、新しい文字コードをCHAR関数に渡して対応する文字を取得します。この場合、結果は”B”になります。
実用例:UNICODE関数
UNICODE関数を使用して、与えられたUnicode文字の次の文字を返す方法を示します。
=UNICODE("あ")
この式では、”あ”のUnicodeコードポイントを取得します。結果は12354になります。
次に、取得したコードポイントに1を加えて新しいUnicode文字を返します。
=CHAR(UNICODE("あ") + 1)
この場合、結果は”い”になります。
これらの関数を組み合わせることで、文字コードの変換や文字列操作を効率的に行うことができます。Excelで文字コードを扱う際には、CODE関数、CHAR関数、およびUNICODE関数を活用して作業を進めましょう。
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