YEARFRAC関数とPHONETIC関数: Excel関数の基本的な使い方

Excel関数を使用すると、簡単で正確に年の割合や日本語の発音を分析することができます。それぞれYEARFRAC関数とPHONETIC関数を使用しますが、どのような使い方ができるか、基本的な使い方や引数について解説します。

YEARFRAC関数

YEARFRAC関数は、2つの日付間の年数を割合で算出するExcel関数です。この関数を使うと、期間等の計算時に、実際の経過期間を正確に算出できます。基本的な使い方は次の通りです。

YEARFRAC(起点日, 終点日, [ベース])

この関数は、3つの引数を入力する必要があります。起点日と終点日は、算出したい期間を表す日付を設定します。ベースはオプションですが、デフォルトでは1(1年を365日と認識)になっています。このベースを設定しない場合は「NULL」を指定します。

例：2020年1月1日から2021年1月1日までの期間を求める場合。

YEARFRAC(“2020-01-01”, “2021-01-01”)

この式を実行すると、1.0を返すことができます。

PHONETIC関数

PHONETIC関数は、日本語の発音を分析するためのExcel関数です。このExcel関数を使えば、日本語のテキストを読み仮名に変換し、意味を理解するためのヘルプとなります。この関数の基本的な使い方は次の通りです。

PHONETIC(テキスト)

テキストには、日本語の文字列を入力します。文字列が入力されると、それを読み仮名に変換することができます。

例：「今日はいい天気だ」を読み仮名に変換。

PHONETIC(“今日はいい天気だ”)

この式を実行すると、「きょうはいいてんきだ」と返すことができます。