CHARとUNICHARを活用して特殊文字を表示

テキスト関数

CHARとUNICHAR関数を活用して特殊文字とUnicode文字を表示しよう

Excelでは、文字や数値以外の表現に便利な関数「CHAR」と「UNICHAR」が提供されています。CHAR関数は、特殊文字の入力を可能にし、UNICHAR関数は、Unicode文字を入力する時に使用します。この2つの関数を活用することで、Excelシート上で特殊文字やUnicode文字を表示することができます。

CHAR関数の使い方

CHAR関数は、数字を入力すると、特殊文字に変換する関数です。引数として、変換する数字を入力します。

書式

CHAR(数値)

用途

CHAR関数を使うと、数字を文字列に変換し、特殊文字などを表示することができます。

UNICHAR関数の使い方

UNICHAR関数は、Unicode文字を入力するための関数です。引数にUnicode文字に対応した数字を入力します。

書式

UNICHAR(数値)

用途

UNICHAR関数を使うと、Unicode文字をExcelシート上で表示することができます。

CHAR関数とUNICHAR関数の違い

CHAR関数は主にASCII文字に対応する特殊文字を表示するために使われますが、UNICHAR関数はUnicode文字全体に対応しており、多言語の文字や絵文字なども表示することができます。

これらの関数を使って、Excelで特殊文字やUnicode文字を扱うことができます。どちらの関数を使用するかは、表示したい文字によって選択してください。

CHAR関数とUNICHAR関数の使用例

次に、CHAR関数とUNICHAR関数の具体的な使用例をいくつか紹介します。

CHAR関数の使用例

たとえば、改行やタブなどの制御文字を挿入する場合、CHAR関数を使用できます。

=A1 & CHAR(10) & A2

この式では、A1の内容の後に改行(ASCIIコード10に対応)を挿入し、その後にA2の内容を追加します。このように、CHAR関数を使用して特殊文字を挿入できます。

UNICHAR関数の使用例

UNICHAR関数を使用して、絵文字や特殊記号を挿入することができます。例えば、チェックマーク(✔)やバツマーク(✖)を表示することができます。

=IF(A1>0, UNICHAR(10004), UNICHAR(10005))

この式では、セルA1の値が0より大きい場合はチェックマーク(Unicodeコード10004に対応)、それ以外の場合はバツマーク(Unicodeコード10005に対応)を表示します。このように、UNICHAR関数を使用してUnicode文字を表示できます。

まとめ

ExcelのCHAR関数とUNICHAR関数を使用することで、特殊文字やUnicode文字を簡単に表示することができます。これらの関数を活用して、表現力豊かなExcelシートを作成しましょう。慣れると、これらの関数を使った操作は非常に便利で、データの表示や分析がより容易になります。

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