PROPER関数でタイトルケースの文字列を作成
PROPER関数は、Excelで文字列をタイトルケース(先頭文字を大文字で表記)に変換するための組み込み関数です。CamelCase表記の一般的な語句であっても、連続した英単語をタイトルケース表示できます。
基本的な使い方
文字列を入力した単元格を指定し、PROPER関数を指定すると、文字列をタイトルケースに変換することができます。引数を含めた基本的な使い方は次のようになります。
=PROPER(単元格)
上記の基本的な使い方として、PROPER関数には引数として文字列を入力することもできます。文字列を入力した場合、数式の引数として指定した場合と同様に、入力された文字列をタイトルケースに変換します。
=PROPER("文字列")
注意点
PROPER関数では、入力された文字列を全てタイトルケースに変換できますが、英単語が連続している場合は、先頭の1語のみを大文字に変換します。詳しくは、Excelのヘルプを参照して下さい。
適用例
例えば、顧客名のリストがすべて小文字で記載されている場合に、リストを見やすくするためためにタイトルケースに変換することができます。以下は、PROPER関数を使用して顧客名のリストをタイトルケースに変換する例です。
元のデータ:
A 1 john smith 2 jane doe 3 michael brown
PROPER関数を適用:
B 1 =PROPER(A1) 2 =PROPER(A2) 3 =PROPER(A3)
結果:
B 1 John Smith 2 Jane Doe 3 Michael Brown
このように、PROPER関数を使用することで、文字列を簡単にタイトルケースに変換でき、データの見栄えや読みやすさを向上させることができます。
まとめ
ExcelのPROPER関数は、文字列をタイトルケースに変換するための便利な組み込み関数です。特に、データの見た目や整理を改善する際に役立ちます。基本的な使い方は、単元格または直接文字列を引数として関数に渡すことで、簡単にタイトルケースに変換できます。
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