Excel VLOOKUP関数をマスターしよう！初心者でもわかる使い方と応用方法

Excelで表を作成するとき、データを検索したり、関連付けたりする必要があることがあります。VLOOKUP関数は、このような場合に非常に便利な関数です。この記事では、Excel初心者向けに、VLOOKUP関数の基本的な使い方と応用方法について説明します。

VLOOKUP関数とは何か？
VLOOKUP関数の概要と基本的な使い方
VLOOKUP関数の書式と引数について
検索する値の指定方法
VLOOKUP関数の応用例を学ぼう
別のシートやファイルからデータを引っ張ってくる方法
VLOOKUP関数を使ったマクロの作り方
1. VLOOKUP関数を使ったピボットテーブルの作成方法
VLOOKUP関数の注意点
1. VLOOKUP関数のトラブルシューティング方法
HLOOKUP関数やLOOKUP関数の使い分けについて
VLOOKUP関数の高度な使い方
まとめ

VLOOKUP関数とは何か？

VLOOKUP関数は、Excelの数百の関数の中でも最も有用な関数の1つです。VLOOKUPは、垂直方向に（上から下へ）並べられたデータから、指定したキー（検索条件）に一致する値を検索することができます。

VLOOKUP関数を使うことで、データの大きな表から素早く情報を引き出すことができます。例えば、製品コードから製品名を取得する場合や、従業員番号から従業員名を取得する場合などに便利です。

VLOOKUP関数の基本的な使い方は以下のとおりです。

VLOOKUP関数を入力したいセルを選択します。
「関数」ボタンをクリックし、「VLOOKUP」を選択します。
VLOOKUP関数の引数を入力します。引数は以下のとおりです。

検索条件：検索する値（キー）
検索範囲：検索する範囲（例えば、製品コードと製品名が列で並んでいる表）
取得する値の列番号：検索条件に一致する値を取得する列の番号（例えば、製品名が2列目にある場合は2を指定）
近似検索の場合は、TRUEに、完全一致で検索する場合はFALSEに設定します。

例えば、製品コードがA001の製品名を取得するには、以下のようにVLOOKUP関数を使うことができます。

=VLOOKUP("A001",A2:B100,2,FALSE)

これにより、A列にある製品コードがA001の行から、B列の製品名が返されます。

VLOOKUP関数の概要と基本的な使い方

VLOOKUP関数は、Excelの関数の中でも特に頻繁に使用される関数の一つです。この関数は、指定された検索値に基づいて、テーブルや範囲から関連する値を取得することができます。

VLOOKUP関数は、次のような問題を解決するのに役立ちます。

大量のデータから必要な情報を検索する場合
複数の表やシートにまたがる情報を取得する場合
他のセルの値に基づいて情報を取得する場合
データをフィルタリングし、条件に一致する情報を抽出する場合
テーブルのデータを自動的に更新する場合

VLOOKUP関数は、これらの問題を解決するための強力なツールです。しかし、正しく使わないと、エラーや間違った情報を取得する可能性があるため、正しい使い方を学ぶことが重要です。次の項目では、VLOOKUP関数の基本的な使い方について説明します。

VLOOKUP関数の書式と引数について

VLOOKUP関数の基本的な使い方を学ぶ前に、VLOOKUP関数の書式と引数について学ぶことが重要です。VLOOKUP関数の基本的な書式は以下の通りです。

=VLOOKUP(検索する値, 検索範囲, 取得する列の番号, 真偽値)

この書式には、4つの引数が含まれています。

検索する値：検索したい値を指定します。通常、セル参照を使用して、他のセルに入力された値を参照します。
検索範囲：検索する値を含む範囲を指定します。検索範囲は通常、表の範囲であり、1列目には検索値が含まれています。この引数は、セル範囲の参照を使用して指定できます。
取得する列の番号：取得する値が含まれる列の番号を指定します。取得する列番号は、検索範囲の最初の列を1として、検索範囲内での列の位置に基づいて指定します。
真偽値：真偽値は、近似一致検索を使用するかどうかを指定するためのオプション引数です。真偽値がTRUE（または1）の場合、VLOOKUP関数は近似一致検索を実行します。偽（または0）の場合、完全一致検索が実行されます。この引数は省略可能で、TRUEがデフォルト値です。

これらの引数を理解すると、VLOOKUP関数の基本的な使い方を簡単に学ぶことができます。VLOOKUP関数を使用すると、表の特定の値を検索し、その値に関連する別の値を取得できます。この関数は、Excelでよく使用される関数の1つであり、データの整理や分析に役立ちます。

検索する値の指定方法

VLOOKUP関数では、最初の引数に検索する値を指定します。この値は通常、セルに入力された値です。例えば、データシートの従業員の氏名や商品名などが該当します。VLOOKUP関数は、この検索値を含む行を検索し、指定された列から関連する情報を返します。検索値は、通常、文字列または数値として指定されます。

検索範囲の指定方法

VLOOKUP関数で検索範囲を指定するには、2番目の引数に表の範囲を指定します。通常、この範囲はセルの範囲であり、$記号を使用して固定することができます。たとえば、A列からD列までのセルが表の範囲である場合、次のように指定できます。

=VLOOKUP(A2,$A$1:$D$100,2,FALSE)

この例では、検索値がA2にあるため、A列からD列までの範囲（A1:D100）を指定しています。関数は、指定された範囲内で検索し、検索値を含む行を見つけます。そして、関数の3番目の引数に指定された列から情報を返します。上記の例では、2が指定されているため、関数は表の2列目から情報を取得します。最後の引数は、検索値が完全一致でない場合の近似検索の設定であり、TRUEまたは省略された場合は近似検索が有効になります。

VLOOKUP関数で取得する値の列番号の指定方法

VLOOKUP関数では、検索範囲内で取得したい値の列番号を指定する必要があります。具体的には、VLOOKUP関数の第3引数に、取得したい値が存在する列の番号を指定します。たとえば、以下のVLOOKUP関数は、A2:A10の範囲内で検索した値が一致した場合に、その行の3列目の値を返します。

=VLOOKUP(B2, A2:C10, 3, FALSE)

上記の例では、第3引数に「3」と指定しているため、取得する値の列はC列となります。

VLOOKUP関数で近似検索をする方法

VLOOKUP関数を使用すると、検索値と完全に一致する値を検索できますが、場合によっては、完全一致する値が存在しない場合や、誤差がある場合があります。そのような場合には、近似検索を行うことができます。

近似検索を行うためには、VLOOKUP関数の第4引数にTRUEを指定します。これにより、検索値と一致しない場合でも、検索値に最も近い値を返すことができます。

たとえば、以下のVLOOKUP関数は、A2:A10の範囲内で、B2の値に最も近い値を持つ行の3列目の値を返します。

=VLOOKUP(B2, A2:C10, 3, TRUE)

この場合、VLOOKUP関数はB2の値に最も近いA列の値を探し、その行の3列目の値を返します。ただし、近似検索では、誤差がある場合があるため、注意が必要です。

VLOOKUP関数の応用例を学ぼう

VLOOKUP関数は、検索やデータの抽出に用いられますが、その応用例はさまざまです。以下にいくつかの例を紹介します。

・データの自動更新：VLOOKUP関数を使って、別のシートやファイルにあるデータを自動的に更新することができます。たとえば、在庫管理システムを作成している場合、在庫数が変更されたときに自動的に更新することができます。

・データの比較：VLOOKUP関数を使って、2つのデータの比較を行うことができます。たとえば、2つのリストにある共通の値を比較して、欠落しているデータを特定することができます。

・条件付き書式：VLOOKUP関数を使って、条件付き書式を設定することができます。たとえば、数値が一定の値以上の場合に色を変えるなどの設定が可能です。

・ランキングの作成：VLOOKUP関数を使って、データのランキングを作成することができます。たとえば、営業成績のランキングを作成して、上位の営業員を特定することができます。

別のシートやファイルからデータを引っ張ってくる方法

VLOOKUP関数を使用して、別のシートやファイルからデータを引っ張ってくることができます。例えば、=VLOOKUP(A2,Sheet2!$A$2:$B$100,2,FALSE)という式を使用すると、Sheet2という別のシートから、A列とB列の範囲($A$2:$B$100)からA2の値に対応するB列の値を取得できます。また、別のファイルからデータを引っ張ってくる場合は、ファイル名を含めたパスを使用する必要があります。例えば、=VLOOKUP(A2,'[Book2.xlsx]Sheet2′!$A$2:$B$100,2,FALSE)という式を使用すると、Book2.xlsxという別のファイルから、Sheet2というシートのA列とB列の範囲($A$2:$B$100)からA2の値に対応するB列の値を取得できます。

VLOOKUP関数を使ったマクロの作り方

VLOOKUP関数を使ったマクロを作成する場合、VBAコードを書く必要があります。まず、VBAエディタを開き、新しいモジュールを作成します。次に、VBAコードを書きます。例えば、以下のようなコードを書くことができます。

vbnetCopy codeSub MyVLookupMacro()
    Dim LookupValue As Variant
    Dim LookupRange As Range
    Dim ReturnColumn As Long
    Dim Result As Variant

    ' ルックアップ値を取得
    LookupValue = Range("A2").Value

    ' ルックアップ範囲を設定
    Set LookupRange = Worksheets("Sheet2").Range("A2:B100")

    ' 取得する列番号を設定
    ReturnColumn = 2

    ' VLOOKUP関数を実行
    Result = Application.VLookup(LookupValue, LookupRange, ReturnColumn, False)

    ' 結果を表示
    Range("B2").Value = Result
End Sub

このマクロでは、A2のセルに入力された値をルックアップ値として、Sheet2のA列とB列の範囲($A$2:$B$100)をルックアップ範囲として、B列の値を取得します。そして、B2のセルに取得した値を表示します。このように、VLOOKUP関数を使ったマクロを作成することで、自動的にデータを検索して取得することができます。

VLOOKUP関数を使ったピボットテーブルの作成方法

ピボットテーブルは、大量のデータから重要な情報を抽出するのに便利なExcelの機能です。VLOOKUP関数を使用してピボットテーブルを作成することで、効率的にデータを解析することができます。

データを整理するまず、ピボットテーブルに必要なデータを整理します。データが入っているテーブルを作成し、列には「日付」、「商品名」、「販売数」などの情報を入力します。
ピボットテーブルを作成する「挿入」タブをクリックし、「ピボットテーブル」を選択します。データの範囲を選択し、「OK」をクリックします。次に、行に表示する情報を選択します。「日付」、「商品名」、「販売数」などが一覧表示されます。必要な情報を選択して、「OK」をクリックします。
VLOOKUP関数を使ってピボットテーブルに情報を追加するピボットテーブルを作成したら、VLOOKUP関数を使用してさらに情報を追加することができます。たとえば、別のテーブルから価格情報を引き出して、ピボットテーブルに表示することができます。VLOOKUP関数を使用して、テーブルから必要な情報を検索し、ピボットテーブルに結合します。

VLOOKUP関数の注意点

検索値が見つからない場合は、エラーが発生する VLOOKUP関数は、検索値が見つからない場合に#N/Aエラーを返します。これを回避するためには、IFERROR関数などを使ってエラーを回避することができます。
検索値に完全一致する値が複数ある場合には、最初に見つかった値が返される VLOOKUP関数は、検索値に完全一致する値が複数ある場合には、最初に見つかった値が返されます。この場合、正しい値を取得するためには、検索範囲を変更するか、INDEX関数やMATCH関数を使って複数の値を取得する必要があります。
VLOOKUP関数の使用範囲には制限がある VLOOKUP関数は、検索値が左側の列にある場合には使えません。また、検索範囲には、一定の制限があります。具体的には、検索範囲の行数は、最大で1048576行までです。
検索値に空白が含まれている場合は、正しい結果が返らないことがある VLOOKUP関数は、検索値に空白が含まれている場合、正しい結果が返らないことがあります。この場合、検索値をクォーテーションで囲んで検索することができます。

VLOOKUP関数のトラブルシューティング方法

引数の誤りを確認する VLOOKUP関数でエラーが発生した場合、引数の誤りが原因であることが多いです。引数を再度確認し、正しい引数が指定されているかどうかを確認してください。
検索範囲が正しく指定されているか確認する VLOOKUP関数でエラーが発生した場合、検索範囲が正しく指定されていないことが原因であることがあります。検索範囲を再度確認し、正しい範囲が指定されているかどうかを確認してください。
フォーマットが正しく設定されているか確認する VLOOKUP関数でエラーが発生した場合、データのフォーマットが正しく設定されていないことが原因であることがあります。たとえば、数値データが文字列として認識されている場合や、日付の形式が正しく設定されていない場合などです。検索範囲のデータのフォーマットを確認し、必要に応じて修正してください。
引数の数が正しいか確認する VLOOKUP関数でエラーが発生した場合、引数の数が正しく設定されていないことが原因であることがあります。VLOOKUP関数の引数は4つあり、それぞれ順番通りに「検索する値」「検索範囲」「列番号」「検索方法」を指定する必要があります。引数の数や順番を確認し、必要に応じて修正してください。
VLOOKUP関数の応用例で説明したように、近似検索をする場合は「検索方法」の引数に1を指定しますが、この引数を省略した場合にもエラーが発生することがあります。この場合は、引数の数が3つになってしまうため、正しく4つの引数が指定されているか確認してください。
最後に、VLOOKUP関数でエラーが発生した場合は、エラーの種類に応じた対処方法を取る必要があります。たとえば、#N/Aエラーが発生した場合は、検索する値が検索範囲内に存在しないことが原因である可能性があります。この場合は、検索する値を再度確認し、検索範囲内に存在するかどうかを確認してください。

・#N/Aエラー

VLOOKUP関数で検索値が見つからなかった場合、#N/Aエラーが表示されます。

　この場合、以下のような原因が考えられます。

検索範囲が間違っている。
検索値が誤っている。
検索値がテキストである場合、引用符が正しく設定されていない。

解決方法としては、上記の原因をチェックし、検索範囲や検索値を正しく設定することが必要です。

・#REF!エラー

VLOOKUP関数で参照する範囲が変更された場合、#REF!エラーが表示されます。

この場合、以下のような原因が考えられます。

検索範囲が削除された。
検索範囲が移動した。

解決方法としては、検索範囲を再度確認し、正しい範囲が指定されているかどうかを確認してください。

・検索値が重複している場合の対処法 VLOOKUP関数では、検索値が重複している場合、最初に見つかった値が返されます。これが問題となる場合は、INDEX関数やMATCH関数など、別の関数を使う必要があります。

HLOOKUP関数やLOOKUP関数の使い分けについて

HLOOKUP関数とLOOKUP関数は、VLOOKUP関数と同様にExcelの表形式のデータを処理するために使用される関数ですが、使用方法や使い分けが異なります。

まず、HLOOKUP関数は、水平方向に並んだ表から特定の値を検索して取得するために使用されます。VLOOKUP関数と同様に、検索する値と取得する値の範囲を指定する必要がありますが、検索範囲は水平方向になります。つまり、指定された値を検索するために、行のヘッダーを使用します。

一方、LOOKUP関数は、特定の値を検索して、指定された範囲内で最も近い値を取得するために使用されます。検索範囲は、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数とは異なり、一次元の範囲に限定されます。また、検索する値は、検索範囲内に存在する必要があります。検索範囲は昇順または降順で並べ替える必要があります。

つまり、HLOOKUP関数は、表の行に沿って検索するために使用され、LOOKUP関数は、一次元範囲内で最も近い値を検索するために使用されます。VLOOKUP関数は、垂直方向に並んだ表から特定の値を検索して取得するために使用されます。それぞれの関数は、異なる状況に応じて使用されますので、適切に使い分けることが重要です。

VLOOKUP関数の高度な使い方

VLOOKUP関数は、Excelの基本的な関数の一つで、指定したキーに対応する値を検索し、取得することができます。以下では、VLOOKUP関数の高度な使い方について説明します。

VLOOKUP関数で複数の条件を指定する方法

通常、VLOOKUP関数は1つのキーを指定して値を検索しますが、複数の条件を指定することもできます。この場合、通常のVLOOKUP関数ではなく、INDEX関数やMATCH関数を組み合わせて使用します。たとえば、以下のようなデータがあるとします。

A	B
都道府県	人口（万人）
北海道	538
青森県	127
岩手県	125
宮城県	233
秋田県	99

このデータから、「宮城県」かつ「人口が200万人以上」の都道府県を取得するには、以下のような式を使います。

=INDEX(A2:A6,MATCH(1,(B2:B6>=200)*(A2:A6="宮城県"),0))

この式では、MATCH関数を使って「宮城県」と「人口が200万人以上」の条件に合致する行を取得し、INDEX関数を使って都道府県名を取得しています。注意点として、この式はCtrl+Shift+Enterで配列式として入力する必要があります。

VLOOKUP関数で複数の列からデータを取得する方法

VLOOKUP関数は通常、キーとして指定された列から、検索結果として取得する列の値を取得しますが、複数の列からデータを取得することもできます。これを実現するには、通常のVLOOKUP関数ではなく、INDEX関数やMATCH関数を組み合わせて使用します。たとえば、以下のようなデータがあるとします。

A	B	C	D
ID	名前	数学点	英語点
1	A	80	90
2	B	70	60
3	C	90	80
4	D	60	70
5	E	80	90

このデータから、「数学点」と「英語点」の両方が80点以上の場合に、IDと名前を取得するには、以下の手順を行います。

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて、条件に合致する行番号を取得します。
＝MATCH(1,(C:C>=80)*(D:D>=80),0) この式では、C列が80以上かつD列が80以上の行番号を取得します。*演算子は論理積演算子であり、複数の条件を指定することができます。この場合、C列とD列の両方が条件を満たしている行番号を取得します。
取得した行番号を、INDEX関数を使用してIDと名前のセル範囲に指定します。
=INDEX(A:B,行番号,1) この式では、A列とB列のセル範囲に対して、指定した行番号のIDと名前を取得します。1を第3引数に指定することで、IDを取得します。

完全一致ではなく、ある程度の誤差を許容する場合は、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて近似検索を行うこともできます。その場合は、MATCH関数の最後の引数に1を指定します。また、条件に合致する値が複数ある場合は、INDEX関数とSMALL関数を組み合わせることで、複数の値を取得することができます。

まとめ

VLOOKUP関数は、Excelで頻繁に使用される関数の一つで、指定した範囲内から検索値を検索し、該当する値を取得することができます。主に、データの検索や結合、分析、予測などに使用されます。

具体的には、販売管理や在庫管理、マーケティングやSEOなどの分野で使用されます。また、生活や趣味にも応用でき、レシピ管理やスポーツ成績管理などに役立ちます。

VLOOKUP関数の基本的な使い方は、VLOOKUP(検索値, 検索範囲, 列番号, 真偽値)という形式です。検索範囲は必ず昇順に並べておく必要があります。真偽値には、通常はFALSEを指定しますが、TRUEを指定すると、検索値より小さい最大の値が取得されます。

VLOOKUP関数を使用することで、様々な作業を効率的に行うことができます。例えば、販売データから売上高ランキングを作成する、生活においてはレシピ管理をする、スポーツ成績から優勝チームを予測するなど、様々な場面で活用することができます。