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DSTDEV関数でデータベースの標準偏差を瞬時に算出する方法
DSTDEV関数は、データベースから標準偏差を瞬時に算出するExcel関数です。データを集計し、標準偏差を算出したい場合に便利な関数です。
基本的な使い方
関数の書式は以下の通りです。
DSTDEV(データベース, 集計条件1, [集計条件2], …)
引数”データベース”には、標準偏差を計算したいデータの元となるデータベースを指定します。
引数”集計条件”には、標準偏差を算出するための条件を指定します。複数の条件を指定する場合は、複数の引数を指定します。
指定した条件に一致するデータの平均値からの偏差の平均を計算し、標準偏差を算出します。
DSTDEV関数の使用例 以下に、DSTDEV関数を使ってデータベースから標準偏差を算出する具体的な例を示します。
例えば、ある企業の従業員の年収データがデータベースに格納されているとします。部門ごとの年収の標準偏差を計算したい場合、以下のようにDSTDEV関数を使用します。
- Excelシートにデータベースがある範囲を選択します。
- DSTDEV関数を入力し、選択した範囲をデータベース引数として指定します。
- 集計条件1には、部門名を指定し、[集計条件2]以降には、他の条件があれば指定します。
例: =DSTDEV(A1:C100, “部門”, “営業”)
この関数は、A1からC100までの範囲にあるデータベースから、営業部門の年収の標準偏差を計算します。
DSTDEV関数を使うと、データベースから簡単かつ迅速に標準偏差を算出できます。複雑な条件でも柔軟に対応できるため、データ分析の際に非常に役立ちます。慣れてくれば、効率的に標準偏差の計算ができるようになります。
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