新生活を迎えるにあたり、工事不要で手軽に利用できるホームルーター「ソフトバンクエアー」に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。本記事では、実際に契約してみた体験を基に、ソフトバンクエアーのメリット・デメリットを詳しく解説します。
ソフトバンクエアーの特徴と魅力
ソフトバンクエアーは、設置工事が不要でコンセントに差し込むだけで利用できるホームルーターです。特に以下のような特典が魅力です:
- キャッシュバックキャンペーン:例えば、新規契約者には最大15,000円のキャッシュバックが適用されます。
- スマホ料金の割引:「おうち割 光セット」で毎月1,100円の割引が受けられます。
- 高齢者向け割引:60歳以上の契約者には月額3,080円(2年間)のプランが提供されます。
設置場所によるパフォーマンスの違い
ソフトバンクエアーの性能は設置場所に大きく依存します。例えば、窓際など障害物が少ない高い位置に設置することが推奨されています。一方で、壁際や家電製品の近くでは信号が弱まりやすいです。
「1階ではアンテナ1本しか立たず、スマホ接続もできませんでした。2階の窓際ではアンテナ3本立ちました。」
実際の通信速度とその限界
最大通信速度は2.1Gbpsとされていますが、これは理論値であり、実際の速度は利用環境や時間帯により大きく異なります。特に、5G非対応エリアでは最大速度が838Mbpsに制限されるため、契約前に対応エリアを確認することが重要です。

また、通信速度が遅い場合の対処法として、再起動や設置場所の見直しが推奨されています。
コスト面での注意点
端末代金は71,280円(税込)ですが、36か月利用することで実質無料となります。ただし、途中解約の場合は残債が発生します。2025年現在、新規契約者向けに最大15,000円のキャッシュバックキャンペーンも実施されています。

これらの特典を活用することで、初期コストを抑えることが可能です。
どんな人に向いているか?
以下の条件を満たす方にはソフトバンクエアーが適しているかもしれません:
- インターネットを軽く利用するだけの方
- ゲームやオンライン会議をしない方
- 窓際など適切な設置場所を確保できる方
- 5G対応エリア内(都市部や主要駅周辺)に住んでいる方
- 割引キャンペーンを活用してコストを抑えたい方
SoftBankの5Gカバレッジは全国的に拡大中ですが、地方ではまだ対応していない地域も多いため、事前確認が必要です。

また、地方在住者にはWiMAXなど他の選択肢も検討する価値があります。
結論:おすすめできるか?
総合的に見て、ソフトバンクエアーは以下の理由からおすすめできません:
- 通信速度が遅い:最大値から大幅に低下し、高速通信が必要な用途には不向き。
- コストパフォーマンスが悪い:端末代金や解約時の残債負担が大きい。
- 設置場所の制約:窓際など限られた場所でしか十分な性能を発揮できない。
ただし、特定の条件下では一定の価値がありますので、自分の利用状況と照らし合わせて慎重に検討してください。
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*この記事は2025年2月17日時点の情報を基に作成されています。
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