【徹底レビュー】1万7,000円で驚きの性能!「Redmi 14C」の実力を検証

2024年末に登場した「Redmi 14C」は、わずか1万7,000円という驚きの価格で話題を集めています。この価格帯で最新スマートフォンがどこまで実用的なのか、詳しくレビューしていきます。

Redmi 14Cとは?

Redmi 14Cは、中国の大手メーカーXiaomiが展開する格安ブランド「Redmi」から発売されたスマートフォンです。低価格ながらも最新機種として登場し、多くの注目を集めています。

主なスペック

  • 画面サイズ:6.88インチ(1640×720ピクセル)
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • 充電方式:USB-C(最大18W対応)
  • カメラ:50MPシングルカメラ(デザインは4眼風)
  • 重量:約207g

外観と付属品

外観は価格以上に高級感があり、事前情報なしで渡されれば5万円のスマホと見間違えるほどです。付属品には純正33W充電器やケースが含まれており、この価格帯では非常に珍しいポイントです。

デザインと仕上げ

選んだモデルは「セージグリーン」。背面にはざらついた素材感があり、高級感を演出しています。一方で、カメラ部分の安っぽさが目立つ点は惜しいところです。

楽天モバイルで使える?

Redmi 14CはSIMフリー端末であり、楽天モバイルでも利用可能です。実際に楽天モバイルのSIMカードを装着したところ、特別な設定をすることなく以下の機能が正常に動作しました:

  • データ通信
  • Rakuten Linkによる音声通話(発信・着信)
  • Rakuten LinkによるSMS(送信・受信)
  • テザリング

注意点:

  • Redmi 14Cは楽天モバイル公式の動作確認済み端末ではありません。そのため、公式サポートは受けられない可能性があります。
  • 楽天回線エリアでの利用は問題ありませんが、パートナー回線エリアでの動作は未検証です。
  • 5G回線には非対応です。

これらを踏まえれば、楽天モバイルユーザーにとってRedmi 14Cはコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

性能評価:ベンチマークと実用性

ベンチマークテストでは以下の結果となりました:

  • AnTuTuスコア:約25万ポイント(ハイエンド機種の約1/8程度)
  • Geekbenchスコア:CPU/GPUともに控えめな結果
  • 3DMarkスコア:グラフィック性能はゲーム用途には不向き

日常的なブラウジングや動画視聴では最低限動作しますが、全体的にもっさり感が否めません。特に120Hzリフレッシュレートを活かしきれない点が課題です。

カメラ性能:意外と健闘!

写真撮影では明るい環境下で良好な結果を示しました。50MPシングルカメラは一見4眼構成に見えますが、実際には1つのカメラとフラッシュライト、飾りで構成されています。色彩表現も自然で、シャープネスが若干強調されているものの許容範囲内です。一方で動画撮影では1080pまたは720pで30fpsまで対応しており、明るい環境では十分な画質を提供しますが、暗所ではノイズが目立つため注意が必要です。

バッテリー持ちと充電速度

バッテリー容量は5160mAhですが、「PCMARK for Android」のテストでは約7時間46分という結果でした。容量に対して平均的な持ち時間と言えます。また、付属する33W充電器は他デバイスにも利用可能で便利です。

気になる点と総評

気になる点

  • 動作の遅さともっさり感
  • 視野角の狭さによる見づらさ
  • 付属ケースやフィルムへの指紋汚れ

総評

Redmi 14Cは、「1万7,000円」という圧倒的な低価格を武器にしたスマートフォンです。メイン機として日常使いするには厳しい部分もありますが、特定用途や緊急時にはコストパフォーマンス抜群の選択肢となるでしょう。

こんな人におすすめ!

  • 連絡専用端末が必要な方
  • 緊急時用のバックアップ端末を探している方
  • ガジェット初心者や子供用スマホとして利用したい方

用途を絞れば、その価値は十分発揮される1台です。ぜひ参考にしてみてください。

次回もお楽しみに!

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