NUROモバイル「バリュープラス」徹底レビュー:数ヶ月使ってわかったメリット・デメリット

こんにちは!今回は、NUROモバイルの「バリュープラス」を4ヶ月間使用した経験をもとに、そのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。MVNO市場で注目されているこのサービスですが、実際に使ってみた感想を正直にお伝えします。

NUROモバイル「バリュープラス」の主な特徴

まず、「バリュープラス」の主な特徴を簡単にまとめます。

  • 多彩なプランと低価格:5GBプランが月額990円など、業界内でも競争力のある価格設定。
  • 契約容量以上のデータ利用が可能:未使用分の繰り越しやボーナスデータ付与などの特典あり。
  • 安定した通信速度:MVNOながらも比較的安定した通信環境を提供。
  • 回線選択の自由度:ドコモ、au、ソフトバンクから好きな回線を選べる。

メリット:NUROモバイル「バリュープラス」の魅力

1. 多彩なプランと低価格

「バリュープラス」は、5GBプランが月額990円、10GBプランが1,485円など、多彩なプランを低価格で提供しています。さらに、乗り換えキャンペーンなどを活用すれば初月無料や割引も受けられるため、コストパフォーマンスに優れています。

2. 契約容量以上のデータ利用が可能

未使用分を翌月に繰り越せる「繰り越し機能」に加え、契約容量5GB以上のプランでは3ヶ月ごとにボーナスデータ(例:5GBプランなら+3GB)が付与されます。ただし、このボーナスデータは5GB以上のプラン限定であり、3GBプランでは適用されない点には注意が必要です。また、「節約モード」やLINE利用時の通信量カウントフリー機能もあり、小容量プランでも実質的に多くのデータを利用できます。

3. 安定した通信速度

MVNOながらも比較的安定した通信速度を提供しています。筆者の場合、地方都市でSoftBank回線を利用していますが、夕方でも10~20Mbps程度の速度で快適に利用できました。ただし、平日昼12時台には回線が混雑しやすく、特にドコモ回線では7~13Mbps程度まで速度が落ちることがあります。この点は事前に理解しておく必要があります。

4. 回線選択の自由度

ドコモ、au、ソフトバンクから好きな回線を選べる点も大きな魅力です。複数回線を利用する場合には異なるキャリアを選ぶことで通信障害時にも対応しやすくなります。

デメリット:注意すべきポイント

1. ソフトバンク回線で一部Android端末に接続問題が発生

ソフトバンク回線では、一部Android端末でAPN設定による接続トラブルが報告されています。この問題は自身で設定変更することで解決可能ですが、公式からの案内がないため初心者にはハードルが高いかもしれません。

2. 初期費用が高い

事務手数料(3,300円)とSIM発行手数料(440円)がかかるため、初期費用は他社より高めです。ただし、一部家電量販店ではエントリーパッケージ(1,100円)を購入することでこれらの費用を抑えることも可能です。

3. 通信速度がやや遅い場合あり

通信速度は安定しているものの、最大40Mbps程度と他社サービスより遅い場合があります。特に動画視聴時やアプリダウンロード時にはストレスを感じることもあるでしょう。また、「節約モード」やデータ容量超過時には最大200kbpsという非常に低速な制限がかかります。この速度ではLINEメッセージ送信や軽量なウェブページ閲覧程度は可能ですが、それ以上の用途には厳しいため注意が必要です。

どんな人におすすめ?

総合的に見て、「バリュープラス」は以下のような方におすすめです:

  • サブ回線として利用したい方:低価格で安定した通信環境を求める方に最適。
  • データ容量を効率的に使いたい方:繰り越し機能やボーナスデータ付与を活用できる方。
  • 回線選択の自由度を重視する方:複数キャリアから選びたい方にもおすすめです。

まとめ

NUROモバイル「バリュープラス」は、多彩なプラン構成や契約容量以上にデータ利用できる特典など、多くの魅力があります。一方で、一部端末で接続トラブルが発生する可能性や初期費用の高さなど注意すべき点もあります。また、通信速度についても時間帯によっては遅くなる場合があります。メイン回線としてはもちろん、サブ回線としても非常に優秀な選択肢と言えるでしょう。興味がある方はぜひ検討してみてください!

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