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Excel INDIRECT関数の使い方と便利なシート参照方法
Excel INDIRECT関数は、テキストによって書かれた参照を指定して値を返す関数です。引数に文字列型の参照を指定すると、参照先の値を取得することが出来ます。
INDIRECT関数は、2つの引数を取ることが出来ます。
- 第1引数:参照文字列。文字列として参照情報を渡します。
- 第2引数(省略可能):値の型。0またはFALSE を渡すと、文字列を返します。TRUEを渡すと、その文字列が指す値を返します。
INDIRECT関数は、巨大な表を持つ時などに非常に便利です。下記の例を参考にしてみてください。
例:セルA2からA10までの横方向の合計を求める
INDIRECT関数で横方向の合計を求めるには、以下の式を使用します:
=SUM(INDIRECT(“A2:A10”))
INDIRECT関数は、シートを参照するのにも使用できます。以下の式のように書けば、シートの任意の位置から値を取得することが出来ます。
=INDIRECT(“Sheet!A1”)
また、INDIRECT関数で参照した値は、他の関数を使っても計算可能です。
例:Sheet1のA2からA10の合計を求める場合
=SUM(INDIRECT(“Sheet1!A2:A10”))
INDIRECT関数は、Excelのコードの書き方を工夫することで、参照をもっと効率的に行える関数となっています。 使い方を学べば、他の関数と併用して複雑な計算を行うことも可能です。
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