【8ヶ月利用のプロが本音で語る】楽天モバイルの「致命的」なデメリット7選!契約前に知るべき「落とし穴」と対策

楽天モバイルの利用を検討されている皆さん、こんにちは!

「料金が安い」「データ無制限」といった魅力的な謳い文句に惹かれつつも、実際の使い勝手はどうなんだろう?デメリットはないのかな?と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、実際に楽天モバイルを8ヶ月間使い続けてきた経験をもとに、ぶっちゃけどうだったのか、そして契約前に知っておくべき「致命的な欠点」を含む7つのデメリットについて、正直な感想と対策を徹底解説します。

まず結論からお伝えすると、大阪市内では5G接続で790Mbpsが出るなど、通信速度に関してはかなり満足しており、料金も安いため総合的には「使って良かった!」と感じています。今後も継続して利用したいと考えていますが、やはり「致命的」な欠点が2つあり、楽天モバイルだけだと少し厳しい場面も…。サブ回線があると安心だと感じました。

それでは、具体的にどのようなデメリットがあったのか、7つのポイントを深掘りしていきましょう。

楽天モバイルの致命的なデメリット1:楽天リンクの通信品質が悪い

楽天モバイルの最大の魅力の一つといえば、楽天リンクアプリからの国内通話が無料という点ですよね。しかし、8ヶ月間使ってみて最も「致命的」だと感じたのが、この楽天リンクの通信品質の悪さです。

  • 相手の声は聞こえるのに、こちらの声が相手に聞こえない。
  • 通話中にブツブツ途切れて聞こえにくい。
  • 突然通話自体が切れてしまう。

これらの事象が何度も発生しました。自宅は楽天の5Gエリア内にもかかわらず、実際は4G接続が多く、電波が1本から2本と不安定なことが原因かもしれません。試しに光回線によるWi-Fi接続でも試しましたが、状況は変わりませんでした。

さらに困ったことに、楽天リンクだけでなく、iPhoneの標準電話アプリからかけても同様の現象が起きるケースが増えてしまいました。特に、有料のナビダイヤルにかけた際に、長時間待った挙げ句にこちらの声が相手に届かないという経験は、本当に最悪でした。

現在は、通話専用のサブ回線(mineoのドコモ回線)を使い分けることで対応していますが、よく電話をかける方にとっては、この通信品質の悪さは見過ごせない欠点です。対策としては、電話専用のサブ回線を持つか、1回の通話が長い方は楽天モバイルの15分かけ放題オプション(1,100円)を検討するのも良いでしょう。

楽天モバイルの致命的なデメリット2:屋内、地下、田舎での電波が悪い

これもまた「致命的」な欠点ですが、建物の中、地下、そして地方での電波状況が悪いことです。

実際に8ヶ月間使ってきた中で、高速道路や新幹線のトンネル内、屋内の特に地下駐車場、病院の地下、コストコ内などで繋がらず困った経験があります。旅行好きなので、先日静岡の河津町へ行った際も、事前にサービスエリアマップで4G利用可能と確認していたにもかかわらず、ほとんどの場所で電波が全く届きませんでした。同じ伊豆エリアでも、伊豆高原では問題なく繋がったので、エリアマップ上は対応していても、電波状況によっては繋がらないケースがかなり多いのかもしれません。

特に自然が多い場所へ旅行に行く機会が多い方にとっては、この電波の悪さは大きな問題となるでしょう。事前にサブ回線を準備しておくことを強くおすすめします。

この電波問題を解決する鍵は「プラチナバンド」です。プラチナバンドは障害物に強く、建物の奥や地下、裏路地、そして遠くまで電波が届きやすい特性があります。現在、総務省の電波利用ホームページによると、楽天モバイルが設置したプラチナバンド基地局はまだ東京都世田谷区の4局のみ。関東を中心に設置準備が進められているようですが、全国展開にはまだ時間がかかりそうです。ただ、5Gエリアの拡大は順調に進んでいるとのことなので、今後のプラチナバンド拡大にも期待したいところです。

電車をよく利用する方は、公式サイトで地下鉄での利用状況も確認できますが、エリアマップ同様、電波状況によっては必ず利用できるわけではないので注意が必要です。その他の混雑しやすい観光地での電波状況については、元動画でも詳しく解説されているので、そちらもぜひチェックしてみてください。

デメリット3:データ利用量の反映に時間がかかる

毎月のデータ利用量を3GBや20GBまでに抑えたいと考えている方にとって、このデメリットは「致命的」かもしれません。

自分のデータ利用状況は「My 楽天モバイル」アプリなどで確認できますが、リアルタイムでの反映ではありません。筆者の体感では、電波の混雑状況にもよりますが、早いと10分程度、遅くても30分から1時間程度で反映されていました。

しかし、周囲の楽天モバイルユーザーからは「月末近くになると反映に時間がかかる」という声も聞かれます。「3GBまでまだ余裕がある」と思って使っていたら、翌月に確認したら3.1GBを超えていて驚いた、というケースもあったようです。月末に意図的に反映を遅らせている、ということはないと思いますが、公式サイトにも「データ利用量は概算です」と記載されているため、ギリギリの容量で使うのではなく、常に余裕を持って利用することをおすすめします。

もし少しでもリアルタイムに近い利用状況を確認したい場合は、iPhoneやAndroid端末側でデータ利用量の統計をリセットすることで、ある程度の誤差はありますが、現在までの合計を概ね把握できます。楽天モバイル側にデータ利用量の上限設定や、3GBを超えそうになったら通知してくれる機能があれば便利ですが、現状ではないため、ご自身で常に注意しながら利用するしかありません。

デメリット4:テザリングの通信速度が遅い

自宅や外出先で複数のデバイスを同時に接続でき、データ無制限で月額3,278円(税込)という料金から、固定回線の代わりにテザリングを使いたいと考えている方も多いでしょう。

しかし、テザリングを行うと、通信速度は遅くなる傾向があります。実際に速度を測ってみたところ、パソコン1台をテザリングした場合のiPhoneのダウンロード速度は、朝10時頃で8.5Mbpsでした。テザリングなしのお昼12時の速度は14Mbpsだったため、混雑しやすい時間帯でもテザリングなしの方が早かったという結果です。

YouTube動画の視聴推奨システム要件は5Mbpsもあれば高画質で見れるため、ウェブ閲覧や動画視聴程度であれば8.5Mbpsでも問題なく、サクサク動いて快適でした。しかし、動画を見ながら資料作成やウェブ閲覧を同時に行うと、動作が重くなることがあります。

速度を安定させるためには、1つの作業のみを行うか、Wi-FiテザリングではなくUSBケーブルによる有線接続でのテザリングをおすすめします。

ちなみに、3台テザリングした場合の速度は、iMacで4.6Mbps、iPadで7.7Mbps、iPhoneで1Mbpsでした。iPhoneの1Mbpsはテキスト中心のメールや低画質動画程度なので、高画質で快適に動画を楽しみたいなら2台程度のテザリングが良いでしょう。また、PS5をテザリングで接続してストリーミングゲームをプレイしようとしたところ、「インターネットの接続品質が十分でないためプレイできません」と表示され、ゲームができませんでした。スマホゲーム程度のストリーミングなら問題ありませんが、容量の大きいゲームデータでの利用はテザリングには向いていません。

デメリット5:広告がすごい

楽天モバイルを使っていると、広告の多さに驚かされるかもしれません。

ショートメッセージで送られてくる広告メールは不定期ながら、週に3〜5回、時には1日に2回届くこともあり、最低でも週に1回は送られてきます。

さらに、楽天リンクアプリ内の広告も目立ちます。アプリを立ち上げると、電話をかけるための画面ではなく、ポータルサイトのようなトップページがまず表示されます。電話のページへ行くには左下の受話器アイコンをタップする手間が必要で、その後も延々と広告が表示され、注意喚起のメッセージよりも広告の方が目立ってしまう状態です。ごちゃごちゃした印象で、正直使いづらさを感じます。

楽天リンクアプリにも大量のメッセージが送られてきており、ほとんど見ないため未読が66通も溜まっている状態でした。たまに確認しても同じような広告ばかりで、正直このメッセージ機能は不要に感じます。

また、楽天リンクは使いづらい点が他にもあります。楽天リンク以外からの着信履歴は、楽天リンクアプリには表示されません。つまり、標準の電話アプリで着信した場合、履歴はそちらに残るため、そのまま履歴から折り返すと通話料が発生してしまいます。折り返し電話をかける際は、必ず楽天リンクアプリから発信するよう注意が必要です。

これだけ広告が多いと通知も頻繁に届くので、早めに楽天リンクアプリからの通知をオフにしておくことをおすすめします。

デメリット6:キャンペーンが複雑

楽天モバイルは様々なキャンペーンを実施していますが、その内容が非常に複雑です。

現在行われているキャンペーンの一部だけでも、これだけの種類があります。さらに、それぞれ併用できるキャンペーンとできないキャンペーンが混在していたり、複数のキャンペーンをまとめて紹介していたりと、非常にわかりにくい印象です。例えば、話題の「三木谷社長からの特別案内キャンペーン」は、2回線目や再契約、他社からの乗り換えなら14,000ポイント、新規契約なら7,000ポイント、通信のみのタイプでもポイントがもらえるというかなり緩い条件です。

しかし、その他のキャンペーンは三木谷キャンペーンと併用できなかったり、併用できても特定の条件があったりと、見極めが難しい上に、それぞれのキャンペーンについてきちんと把握していないとポイントがもらえなかったり、キャンペーンが適用されない「罠」にはまってしまう可能性があります。

特にAndroidやiPhoneを一緒に購入したいと考えている方は注意が必要です。元動画では、このあたりの詳しい解説や、端末購入時の「罠」について詳しく説明されています。端末購入を考えていて罠にかかりたくない方は、ぜひ元動画も参考にしてください。

端末購入を考えていない場合は、併用できる・できないキャンペーンを気にする必要はほとんどありません。シンプルに三木谷キャンペーンのみを利用できるので、注意点としては「限定リンクからの申し込み」という点だけです。公式からはアクセスできない限定キャンペーンなので、リンク先が分からない場合は、元動画のコメント欄や概要欄に貼ってある限定リンクを活用するとお得に申し込めます。

しかも、三木谷キャンペーンは申し込むだけで1万円を楽天が寄付してくれるため、支援活動にも貢献できるという嬉しい特典もあります。

デメリット7:乗り換え直後に困ったこと

これは乗り換え直後のことなので、現在は特に問題ありませんが、これから楽天モバイルに申し込む方には注意してほしい点として紹介します。

筆者の場合は、IIJmioからMNPでeSIMを使い楽天モバイルに乗り換えたため、手続き自体は20分ほどでとても簡単でした。しかし、申し込みから開通まで全て完了したはずなのに、「My 楽天モバイル」アプリを確認すると、eSIMを選んだはずなのに配送状況が「お届け準備中」になっていたのです。

この影響か、数日間「My 楽天モバイル」から利用状況や契約プランなど詳細を確認することができませんでした。特にデータ利用量には注意が必要で、どれだけ使ったかアプリに反映されないにも関わらず、利用した容量はきちんと計算されていくため、3GBまでに抑えたい方は注意が必要です。

結局、開通当日に「準備中」から「お届け中」に変わり、開通2日後には「お届け完了」となりましたが、この「お届け完了」になるまではアプリでデータ利用量などの詳細を確認できませんでした。

MNPでの乗り換え方法や乗り換え後の注意点については、元動画でも実際の手順が詳しく解説されているので、乗り換えに不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

それでも楽天モバイルが選ばれる理由、それは「あなた自身で試せる」から

正直、こんな致命的なデメリットもある楽天モバイル。それでも、8ヶ月間使い続け、今後も継続したいと筆者が語るその理由は、やはり**圧倒的な料金の安さ**と、**都市部での快適な通信速度**に他なりません。

特に、データ利用量に応じて料金が変わるプランは、使わない月はとことん安く、どれだけ使っても月額3,278円(税込)という破格の安さ!このコストパフォーマンスは、他の追随を許しません。

「でも、電波が悪かったらどうしよう…」「通信品質が心配…」そう思われた方もご安心ください。楽天モバイルは契約期間の縛りがなく、もし合わなければいつでも解約できるんです。つまり、**リスクなく、あなた自身でその快適さを体験できる**ということ。通信品質や速度は、利用環境や場所によって大きく変わるもの。まずは一度、あなたのライフスタイルで楽天モバイルがどれだけ活躍してくれるか、試してみませんか?きっと、その驚きのコストパフォーマンスに納得いただけるはずです。

今なら、お得なキャンペーンも実施中!下のボタンから、たった数分で申し込みが完了しますよ。

まとめ:楽天モバイルは使い方次第で最強の選択肢に

今回は、楽天モバイルを8ヶ月間利用して感じた「致命的な欠点」を含む7つのデメリットについてご紹介しました。

楽天リンクの通信品質や屋内・地下・田舎での電波状況は、特に電話をかける頻度が多い方や、自然が多い場所へよく行く方にとっては大きな懸念点となるかもしれません。これらの問題は、サブ回線を持つことで解決できる場合が多いです。

しかし、大阪市内での快適な速度や、月額料金の安さ、契約期間の縛りがないことなど、楽天モバイルには非常に大きなメリットがあることも事実です。

人によって通信品質や速度の感じ方は異なります。月額料金も安く、縛りもないので、まずはご自身で実際に試してみて、ご自身の利用環境に合っているか判断してみることをおすすめします。きっと、あなたのスマホライフを大きく変えるきっかけになるはずです!

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